ビールグラス 青竹


【デザイン・モチーフ】
竹をモチーフにした、独特でキリッとしたデザインが特徴の、ガラスで出来たビールグラスをご紹介致します。
こちらの商品は、清々しさを感じる青竹色と、落ち着きながらも華やかな金竹色の2種類となっており、シンプルなデザインでありながらも、夏には涼しげに冬には温もりを感じながら使えるそんなグラスとなっています。
また、グラスの飲み口が斜めに竹が切られた形にデザインされている事で、飲み口が飲みやすい仕様になってる事も特徴です。

【サイズ】
サイズ:6cmφ×11cm H145ml
外箱あり(簡易箱)
【本商品の色のイメージ】
本商品がモチーフとしている竹の色についてお話します。
青竹は「竹の春」と呼ばれる時期を指す頃の竹をモチーフにしています。
まだ青々とした成長段階の竹をイメージさせる最も馴染みのある色合いです。
一方の金竹は「竹の秋」と呼ばれる時期を指す頃の竹をモチーフにしています。
栄養分を竹の子を育てるのに費やし、他の葉が黄葉になる姿をイメージさせているのです。
面白いのは季語としては全くの正反対で、「竹の春」は季語では秋を、「竹の秋」は季語では春を指しています。
多くの樹木が緑の葉をつけ始める春になると、竹は筍に栄養分を費やすために黄色く変色してしまい、逆に秋になると竹の子が一人前の竹となって勢いを取り戻し、青々とした若葉を茂らせるという、なんともミステリアスな植物です。


【古くからの日本と竹の関わり】
竹は1300種類程もあり、日本ではその半分近くを占める約600種類が存在しています。
そんな竹の歴史はとても古く、縄文時代からと言われていますが愛媛では推古4年、西暦596年に聖徳太子が発見し住民に竹材の組み編みを教えたと伝わっています。
そして、生命力が強く、成長スピードの早さなどから神秘的と思われていた竹は古くから崇められてきた存在です。その速さは1日に1mを超えて高くなり、わずか3~4ヶ月で約20mになります。
昔話のかぐや姫も、その竹の神秘性や成長性から生まれた物と言えるかもしれません。
また同時に、古くから日本ではかご、玩具など日常的に使う道具や笛などの楽器、竹刀や弓などの武器、庭園としてなど身近な存在としても使われてきました。
しかしながら、1960年以降の燃料革命、戦後の高度経済成長により重化学工業の発展などにより、比較的竹より安価で丈夫な素材で商品を作る事が可能となり、時代の変化とともに竹の使用が減っていきました。
現在は7月7日の七夕の日に、願い事を書いた短冊を竹に吊るしたり、お正月に門松等を飾る以外では、竹に関わったり触れる機会は滅多に無いようにも感じます。

【縁起の良い竹】
正月に松と竹を用いた門松を飾るのは「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言われ、松と竹で歳神様の依代の永遠を願う為と伝わっています。
その為、竹は松と同様に長寿の象徴とされてきました。
また、その成長の速さから出産・子供の成長を表し、子孫繁栄も意味しています。
他にも、竹の丈夫性から強さや逆境を跳ね返すなどの意味が込められていたり、真っ直ぐに育つことから真面目などといった表現の代わりにもなっています。
ですので普段使いには勿論のこと、祖父母の誕生日や知人への結婚祝い、受験や試験に臨む方へのゲン担ぎとしてのプレゼント等、幅広いギフト用としてもお薦めの商品です。

【製作者のこだわり】
新潟に生まれた創業者が上京し、ランプ屋に勤めた後独立されて、1889年(明治32年)に東京で最も歴史のある硝子メーカーの1つとして「廣田硝子店」を開きました。
始めはランプセードをスタートとして、セードの他にも食器類、牛乳屋やビール屋のコップなど様々な硝子製品を手掛けられてきました。
時代が移り工場生産が主流となった現代においても、「人の感性に訴える、手になじむ”ぬくもり”のある製品を作っていきたい」という思いから、今も変わらず手作りで硝子を作り続けられています。
また、廣田硝子店では、近代ヨーロッパから伝わったガラス製造技術と、日本の美意識と融合し日本独自のデザイン製品作りを特徴としています。
すみだモダン認証商品やグッドデザイン賞なども受賞されており、その技術とデザインは多くの方から支持されています。
廣田硝子店は創業時から伝えられてきた伝統ある資料を元に、これまで江戸切子、吹き硝子など受け継がれてきた技術を継承して、現代のインテリアに調和するような製品を作られているのです。
【貴方のアイデアで他にはないお洒落アイテムに】
ビールグラスである本商品ですが、ビールだけでなくソフトドリンクを入れて飲むのにも適しています。
炭酸飲料を入れれば、炭酸のシュワシュワとした泡がグラスの違う表情を見せてくれます。
また、花を入れて花瓶代わりとして、商品のサイズに合わせたLEDライトを入れて照明として使ってみてはいかがでしょうか。
生花でなく造花を入れても、竹のグラスが花の華麗さを惹き立たせるデザインでお勧めです。
反面、ガラス製品ですので金属類を入れたり、頻繁に出し入れする箸や歯ブラシ等の入れ物としての使用はお勧め出来ません。
あくまでも本来の正しい使用方法は、飲み物を入れるためのガラス製コップである事をご承知下さいますようお願い致します。


※参考までにダイソー製品を使用した写真を掲載しております
上:ミニカラーローズ No311
下:LEDキャンドルライト No36

【お部屋に和の雰囲気をプラスした生活のご提案】
現代では接点が少なくなった竹ではありますが、日本と竹の関わりから日常生活に使う物としても、身近な存在として落ち着く存在でも昔からあるのです。
竹のデザイン性は海外でも高く支持されていますし、現在でも工芸品に使われていたりしてニーズにあう竹の特徴を活かした製品も選ばれています。
竹ならではの特徴と良さを活かすことができれば、お洒落に便利に利用することもできるのです。
是非皆様のアイデアで、こちらの竹をモチーフにしたグラスを、他にはないお洒落アイテムとして使用して頂けますと幸いです。



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